
100円だったので買った。
これで提督シリーズを持ってないのは4だけってことになるな…、余程値段が下がらなきゃ買う気はしないけどな。
1945年2月、硫黄島陥落直前の状態の大日本帝國側でプレイし「敵艦船30隻撃沈」を選んでクリア。
アメ艦隊はどいつもこいつも呉を無視して東京に徒党を組んでくるのでコツコツ沈めていけばさほど苦労はしなかった。
難易度が低かったから楽だったのかもしれないが一応一番難しいステージを二回目のプレイ(一回目はハワイ奇襲)でさくっとクリアできたわけだ。
このシナリオの主人公である戦艦大和は満身創痍で全方位の装甲が真っ赤になりながらも20隻近く沈めて東京湾の藻屑となった…、史実でこの船は一方的に片側に敵攻撃機の魚雷を食らいまくりなすすべもなく沖縄の海に沈んだが、今回は素晴らしい最後であった。
私もあの頃よりは大人になりだいぶこの手のゲームに慣れてきたからか、潜水艦を何も出来ずに沈ませたりシンガポール寄港艦隊や各地の航空隊をほとんど何もせず飼い殺したり無駄に編成を繰り返して飛行場や硫黄島を潰されたりしたがそれでもクリアできたのは私も指揮官として()成長したというわけかな。
このゲームで一番の地獄ルートは難易度最高で本土からトラックまで補給線構築、しかもPK版で国力ジリ貧設定の状態でクリアという猛者も世の中にはいるらしいな…、とてもそこまではできない。
しかしこのゲームはCPUに依存したときと戦術を逐一プレイヤーが指示した時とで成績がベンチウォーマーとメジャーリーガーくらいに違ったり、会議の成功いかんで先の展開が同じ国の軍隊とは思えないほどに違う(この会議関連の異常なバランスは「日本海軍の真の敵は日本陸軍だった」という史実を忠実に再現したと一部では高く評価されている)という愉快な仕様であるため、色々な楽しみ方が出来るのだ。
戦術を毎回バカCPUに丸投げしたり、会議をあえて毎回欠席して国賊陸すけタコ坊主どもに無理難題を押し付けられた上で半べそ状態でワシントン陥落を目指すなどしてみたりするのがこのゲームの正しいあり方なんだろうな。
提督の決断2、今プレイしても素晴らしいゲームだった…、お暇な人はぜひプレイしていただきたい。
トータルの完成度では3には流石に劣るが、これはこれでかっちり完成された作品だと思う。