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安定版Debian8Jessieを導入

今回は5年間の長期サポートということでDebianを8に更新。
systemdとかいう、高性能だがメモリを食う上に、なんかこう開発者の評判が悪い機能を採用し、それにともなってエレベータ更新(dist-upgrade)の面倒くささが前回よりだいぶアップしたようなので無難にクリーンインストールした。

さすがに起動/終了は早いこと早いこと。
アプリも2年前からいろいろ刷新されていて新鮮な気持ちだ。
まあこれも向こう5年間そのまんまだから入れ替える段階になったときの新鮮さはもっとすごいんだろうな。
しかしnetinstだとまさかのgdebiとか色んな物がプリインスコされてなかったり、furiusisomountやgnashが公式リポジトリからリストラされてたり結構思い切ってるなと感じた。

ちょうどサポート切れの時期がwin7と同じ2020年なのでわかりやすい。
これで当分がんばろうそうしよう。

うるう秒にご注意

自転だか公転だかの誤差を修正するために「閏(うるう)秒」というものが2015年7月1日午前9時あたりにぶっこまれるらしい。
8時59分59秒→8時59分60秒→9時00分00秒、と1秒余計に時間がすすむのだ。
当日の一日は24時間1秒とされる。

閏秒は最近では3年前=2012年にも行われた試みだが、当時はLinuxサーバなどで問題が起きるケースがちょいちょいあったようだ。
しかも古いバージョンのマシンは平気だったが新しいマシンが固まったりしたらしい、なんだかなぁ。
今回はさすがにそれも考えてあるだろうから、それでも可能な限りOSを最新の状態にしておけば大丈夫だろうといわれてるが、もしかしたらということもあるのだ注意しよう。
ちなみに東京証券取引所あたりは対策済みだとのこと。

Linux系OSアップデート様式の種類

世の中には多数のLinuxディストリビューションと言われるOSがあり、その思想や運用形態も様々である。
フリーのオープンソースであり誰でも参入できる分野だし、人々がOSに求めるスタイルも多種多様なので、どこぞの商用OSのように一極集中するはずがなく世界中で群雄割拠の形をなすのは当然。

親切さをとるか、軽快さをとるか。
無難な安定をとるか、尖った性能をとるか。
他力本願をとるか、自己責任をとるか。
気楽さと妥協をとるか、こだわりと厳格さをとるか。
オールインワンをとるか、専門特化をとるか。

こういう感じで生物学的進化と多様化をすすめ、支持を得られなくなったOSは衰退し消えてゆく。
そんなLinux系OSもWindowsXPサポート切れの時代に一般大衆の注目を浴び、その時期を境に皆それなりの対応を迫られることになった。
物好きなオタク御用達の趣味的OSからそこらへんの年寄りが普段使いするOSまで様々あるのが現代のLinux系OSなのだ。

そんなOSだがセキュリティやハードウェア対応などのサポートもWinXPと同じように期限が存在する。
日に日に進歩していくのが当然なのだから、永遠に古いOSをサポートし続けるなど不可能だ。
アップデートは期限を切り、古いバージョンはどこかでサポートを打ちきらなくてはいけない。
その期限の切り方は大きく分けて4系統に分けられると思う。

1「メジャー&マイナー更新型」
もっとも原始的なソフトウェアのアップデート様式。
要するに3.1とか4.2とか、1桁目がメジャーで小数点以下がマイナーのバージョンを表す。
3.0から3.4などマイナー単位更新なら通常のアップデートで新しくなるのが基本だが、3.6から4.1などメジャー単位更新はいちいちクリーンインストールしなくてはならないことが多く、仮にアップグレードでまたぐことができても綺麗に更新するのが難しく非推奨だったりする。
個人製作を含む小規模なプロジェクトがだいたいこの形をとるが、安定性と先進性を両立するにはせめて最新一歩前のメジャー型番はサポートすべきだとされる。
最新バージョンが4.0なら3.xの最終版は保証しなくてはならないが、2.x系列は切り捨てたりする。
メジャー型番のサポート期限が明確でないものが結構あり、それらはある日突然切り捨てられたりするので一般大衆には気軽に使えないものが多い。
SlackwareやPlamoLinuxといった玄人向け古参OSや、PuppyLinuxやTinyCoreLinuxやSliTazといった軽量タイプのOSなんかが大体これにあたる。

2「安定版or不安定版型」
不安定が許されない商用OSではなく実験要素も許容されるフリーOSとしてのLinuxならではの体制である。
Debianが安定版・テスト版・不安定版・実験版といった複数フェイズ体制、Ubuntuは5年サポートのLTSと半年ごとに出る最新版といった形をとっている。
CentOSおよびFedoraといった同じRedHat系統の別プロジェクトがそれぞれの役割を担うというパターンもある。
安定版は長らくクリーンインストールの手間が無くセキュリティも大丈夫とはいえ長く使うほど古くささが際立ってくるが、逆にほぼ最新を追いかける不安定版は程度の差はあれ不具合や脆弱性に見舞われやすい上に結構短いスパンでクリーンインストールによるアップグレードを余儀なくされがち。
これらの多面的な体制を維持するにはそれなりの規模の設備と運用メンバーが必要であり、一般大衆に支持されるOSは大体この形である。
何してもこの様式のOSは大手が多く、また寄らば大樹の陰ということで多くの派生OSが発生し、それらは一見メジャー&マイナー型の体制をとっていても根っこが安定版であれば多少古くても問題にならなかったりする。

3「日刊ローリングリリース型」
毎日のようにOSの部品が細かく更新され、明確なバージョン番号が存在しない先進的なアップデート様式。
常に最新を追いかける傾向が強く、ArchLinuxやGentooLinuxといった、大衆に媚びず尖った感じの性能特化OSが多い。
ゼロからのインストールの敷居は高いが、地固めが軌道に乗れば日々きちんと更新し続けておけば永遠にクリーンインストール不要という理論だが、最新を追うが故にアップデート件数は多くサボると大変なことになるのでライトユーザには不向きである。
あせって更新したら実はバグっていてその都度修正に苦しむ可能性は永遠に拭えない宿命にあるので、やっぱり一般大衆には過酷な様式だ。
しかもいつの間にか基本仕様が大幅に変わってたり、最低動作環境がだんだんキツくなったり、古いハードウェアが切り捨てられたりして油断ならない。

4「セミローリングリリース型」
小規模なアップデートと中規模なアップデートを交互に行うことで、永遠にクリーンインストールし直しを不要とするアップデート様式。
純然たる日刊ローリングリリースとは違い、毎日の根本的な更新は控えめな一方で数ヶ月単位で中規模な更新パックの塊が提供され、少々更新をサボっても詰まりにくい傾向がある。
ちなみにWindows10やApple謹製の大衆向け商用OSは今後ずっとこの体制でいく可能性が高い。
逆にLinuxの世界ではLinuxMintDebianEditionくらいしかこの様式を聞かないが、これは大手であるDebianの仕様(こちらには明確なサポート期限がある)に準ずるためそもそも構造的に永久更新は難しいのではないかという意見もある。
根っこのDebianがメジャー更新をする場合はそれに準じてエレベータ式にアップグレードを余儀なくされるはずなので、その境目では結局更新が難しくなってしまうという事だ。
そこそこの安定性とそこそこの先進性を両立しうる様式だと思うが、完全オリジナルのOSではないとしたら、その実現は難しいのかもしれない。
その上いつの間にか要求ハードウェア条件がきつくなっていたり、古い環境が切り捨てられたりするので、比較的一般大衆向けだとしても油断できないスタイルであろう。




さて、最近はLinuxの世界も大衆の目を意識する時代になってきたのか、一般向けの有名どころは大手による「安定版or不安定版型」か商用OSに近い「セミローリングリリース型」に二分される様相を呈してきたように思える。
結局どの様式であろうと段々古いハードウェア環境が切り捨てられる傾向にあるのは否めないのだ。
PCそのものの寿命が大体5年とされているので、結局は5年ごとにその時出回っているバージョンのOSをクリーンインストールするのが無難なのだと肝に銘じた方がいいんだろうな。

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