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スイスの毒蜘蛛

日本ではともかく海外ではまあまあ有名なスイスの超軽量級Linuxディストリビューション「SliTaz4.0」をUSBメモリで試してみた。
今時は「この大昔のポンコツPCに入るOSはないか?」とたずねれば、TinyCoreLinuxかSliTazか「ホモ野郎御用達MS-DOS」を薦められる、という感じらしいぜ兄弟。

本体isoイメージの容量はたったの35MBである。
本家で落とした分には最初にドイツ語(ドイツorスイス)、英語(イギリスorアメリカ)、フランス語(フランスorベルギーorカナダorスイス)、スペイン語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語なんかを選んで起動可能だが日本語は無い。
起動所要時間は軽量級を謳うUbuntu派生組に比べたら気持ち早いレベルだった。
現代のデスクトップ環境ではおなじみのLXDEを採用(最初はPuppyLinuxなんかでおなじみのJWM採用だったらしい)しているのだが、これよりもっと軽い環境が世の中にはあるにもかかわらず、立ち上げた時点でのRAM消費量はほんの30数GBである。
プリインスコのチェスで遊んでみた(ボロ負けなのは言うまでもない)が、この時点では60GBいかないくらいだった。
搭載しているアプリケーション群も詳しくはわからないが、まさしく必要にして十分な雰囲気は見て取れた。
しかしながら公式リポジトリにあるアプリというかパッケージは500程度と決して多くは無いようだ。

一応日本語対応ローカライズ版もどこかにはあるらしいがisoサイズはどうしても100MBを超えてしまうとの事。
おそらくRAM消費も多少は増えていることだろう。
標準搭載がモダンなLXDE環境で最軽量レベルとくればそりゃ人気は出るだろうな、とは感じた。

ちなみに日本にもこのSliTaz派生のディストリビューション「HotTunaFlavor」が存在しているが、これは本家からあまりにもかけ離れた内容であるらしく、公式アプリも作者本人が厳選してビルドしている模様。
日本語のみならずあらゆる言語に対応してしまったため、isoイメージファイルこそせいぜい100MBちょっとだがRAM消費量が最低半GBにまで増えた(←もはや無印Ubuntuレベル)ようで、お世辞にも軽量級とは言いがたい「ほぼ俺様専用Linux」になってしまったらしい。
ネットワーク管理やセキュリティ性能などには自信があるらしいが、高い確率で本家より敷居が高そうなので手を出す勇気は私にはない!><;
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