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Raspberry Piの時代

名刺入れサイズの極小デスクトップPC「Raspberry Pi」をご存知だろうか。
イギリスで誕生した基盤丸出しでケースは別売りのARMマシン(要するにスマホやタブレットと同じ種類のCPU)で、3500円程度なんだが人気が殺到し生産は追いつかず、秋葉原の一部店舗でしか店頭販売はなく通販注文して半年後に届く有様だという。
例によって泥井戸プリインスコなんだろうと思ったら「OSは適当なやつを別のパソコンからSDカードにぶっこんでおいてください」との事だ。
最初から初心者は相手にしていない商品なのである。

去年は「Linuxの大元」が正式にARM対応アップグレードを発表したこともあり、アンドロイドやiOSやWinRT以外のOSも今後どんどん出てくるであろう。
現時点でもUbuntuやDebianやArchやFedoraなど、ざっと30くらいは対応OSがあるのを確認している。
タブレットやスマホに対応Linuxを入れるのは文鎮化が怖いってんで、初心者はARMエミュレータ「QEMU」を使って恐る恐る試すのが金もかからず現実的だと思うが、このラズパイは3500円と安く内蔵ストレージも市販のSDカードなので失敗を恐れずバンバン動作実験ができるだろう。
店頭においてれば普通に衝動買いしてしまう内容である。
端子もHDMIがあったりと結構モダンで、タッチパネル対応OS入れてタッチパネル付きディスプレイに繋げばもうタブレットそのものの再現だ。

こんな調子でARMマシンは(本当はゲーム機とか昔からあったが)現代はタブレットやスマホのみならず低性能ネットブックやファンレスデスクトップなど低価格でどんどん増えていくはずである。
泥井戸の独壇場だったこれらのOSも、それを由としない世の中の連中が対応Linuxディストリビューションやアプリなどどんどん追加して行ってくれるだろう。
私も将来の事を思えば今からでもARMマシンを調達し試行錯誤していくべきなんだろうが、正直面倒なのでARM対応OSの充実をなんとなく待つという他力本願な安全策で行こうと思う。
いくら将来が明るい分野だとしても、発展途上の分野に安易に手を出してわざわざ人柱になることもない。
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