Win7搭載ノートPC新品を調達するにあたり、CPUは何を選ぶかということである。
そのへんのノートPCでAMD製品採用のケースはあまりないようなので、やはりIntel製品の中から選ぶハメになるだろう。
<IntelCPUのカテゴリを電車で例えると>
Atom:路面電車(ARM対抗の携帯端末用)
Celeron:在来線(オフィス&メール&ネットサーフィン用)
Pentium:ローカル特急(ネット動画ぬるぬる閲覧用)
Core i3/i5/i7:新幹線こだま/ひかり/のぞみ(後述)
Xeon:貨物列車(サーバ用)個人が新品ノートPCを買うにあたって今更CerelonやPentiumではいくら何でもショボすぎる気がするので、やはりCore採用が無難と思われる。
i3とi5とi7の違いはクロック周波数よりむしろ動きである。
ジェット戦闘機で言えば
i3:双発エンジンでアフターバーナーなし
i5:双発エンジンでアフターバーナーあり
i7:4発エンジンでアフターバーナーありといったところであろう。
しかしながらノートPCはご存知のとおり冷却は弱い。
アフターバーナーは高負荷作業時に更にクロック周端数が上がるが、その分発熱量も高まることが考えられる。
発熱量が高まればPCの寿命は縮み故障しやすい。
故障しやすい箇所といえばHDDと光学ドライブ、そしてマザーボードに使われている電解コンデンサである。
HDDはSSDにしてしまえばまず問題ない。
光学ドライブも内蔵ストレージみたいに常に動きっぱなしではないし、最悪外付けを採用すれば済む話なので問題にならない。
問題は電解コンデンサである。
安い物は50度だの60度だのの高熱(?)に晒されると寿命が半分に縮んでしまうという恐ろしい話であり、今時はどうせコスト削減のためにだいたい安物が使われてることを覚悟した方がいいかも知れない。
そういう意味ではやはり
ノートPCは熱がこもりやすいのでi3で我慢するのが無難とも考えられる。
あまり無理をさせるなら筐体が大きく冷却能力も高い(はずの)タワーPCでi5やi7を使うのが安全なはずだ。
ノートPCのハイエンドモデルでi7採用機も見受けられるがクアッドコアだけに面積が広くなりすぎる(なのでストレージが2つも入るのだ)上にグラボ装備が前提となるようなネトゲや3Dゲ使用に投入されないと役不足であろう。
もはや寿命がどんなに短くなるか想像もつかない。
そんな過酷な戦線には巨大な自作タワーPCがお似合いである。
そのジャンルではグラボも含めてAMD社製品の採用もよく考えられるのだが、私は今のところその方面の趣味はないな。
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