2013年初夏において約2万円足らずでSSD「crucial m4」の256GBのを購入した私。
だがその後(よせばいいのに)同ランクSSDについて調べてみたところ「初期型のplextor m5sが最強」「今やcrucial m4はハズレ」的な情報が出るわ出るわ。
調べてみるとスペックもやや上だしむしろ若干安い。
初心者とはいえ自分の判断は間違いだったかと若干凹んだのだった。
だがplextor m5sは無断改悪事件で大炎上した問題作だという印象があったのでビビってしまい、あえて候補から外したのだ。
当初の本命はインテル510(←実はplextor製らしい)もしくは旧モデルのplextor製品だったのだが、入手困難だったりやや値段が高すぎたりしたので
現在でも入手が簡単なm4に落ち着いた。
同社の最新型のm500は3000円ほど割高だが登場間もないため安全とはいえない。
東芝ブランドの製品はハズレがないと評判だが7000円ほど高いので現実的ではない。
露骨に寿命の目減りしたSSDの中古などもってのほか(中古車みたいに走行距離でも表記されてれば考えるのだが)である。
しかしながら本当にすべての面で「plextor m5s > crucial m4」なのかどうか調べてみた。
2013年6月初頭現在における、それぞれ私の印象を列挙するとこんな感じ。
<crucial m4>◎泣く子も黙る大手メーカー(メモリ最大手Micron社の傘下)
◎発売2年たった今でさえ新ファームウェアのリリースが盛ん(新型OS対応&性能アップ&弱点克服の伸びしろがある)
◎ベストセラー扱いされただけに
ユーザが多数存在し、将来にわたって多くの使用感情報が得られやすい
◎ランダムリード面は勝っている
◎高さが7mmモデルと9.5mmモデルとがある
×購入時点では
5000時間ほど起動したら止まるという致命的欠陥があるため解消にファームウェア更新必須
×最新ファームウェアですべての不具合が解消されたか怪しい
×値段がやや高い
×基本スペックは大体負けている
×発熱と消費電力が高いためノートPCに向いてない
<plextor m5s>◎別にファームウェア更新しなくても不具合はないといわれている
◎値段が
やや安い◎基本スペックは大体勝っている
◎発熱と消費電力が低いためノートPCに向いている
◎付属おまけが多い
×えげつない弱小メーカー(かつて有名だった日本メーカーからブランド名だけ受け継いだ外国企業)
×度重なるファームウェアバグがあり、頻度は低いとはいえ更新に腰が引ける
×メーカーの
悪質な無断改悪品混入事件で信用度が大きく低下(後期型は寿命が縮んでいるとの噂)
×ランダムリード面は負けている
×9.5mmの奴しかない
現状では東芝b552gに内蔵して使う分にはm5sの方がお得だったように思える。
しかし将来のファームウェア登場や実際に年月がたったときのユーザの使用感があがることを見越せば、将来評価が逆転している可能性はゼロではない。
まあここは腐らず「僕らのm4」と付き合っていこうじゃないか!保険で4000円足らずの中古HDDをクローン用に購入したのは内緒だけど!
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